建物は、地主経営の保育園に隣接する敷地にあり、保育園との調和を考えた外壁としている。
授産施設として、パン・菓子などが製造・販売できるよう計画してあり、１階の店舗（楽笑）で販売を行っている。
開口部をできるだけ大きくし、自然光による明るい空間を目指した。
船首をイメージした袖壁は、障害者を取り巻く厳しい環境の中でも、ともに助け合って進んでいける施設になってもらいたいという願いが込められている。