去年に引き続き、研修旅行記を書くこととなりました。
今年度の社員研修旅行は富山県の富山市~石川県の金沢市です。
1日めの夜はリバーリトリート雅樂倶に宿泊しました。詳細は1日目の記事にございますが、どのシーンを切り取っても絵になる建物で、非日常を堪能できました。
・富山駅
自由通路のフロア・シャンデリアです。青色のLEDで照らされたガラスブロックの内部には凹凸があり、通路を歩くにつれて光のあたりかたが変わり、表情の違いを楽しむことができます。
昭和50年から続く「とやま都市MIRAI計画」のメインシンボルとして整えられた親水文化公園です。水辺も非常にきれいだったのですが、個人的にはこのアーチが気に入ってしばらくここでのんびりしました。
アーチを境界として、すり鉢状の階段広場と緑の芝生がまるで別世界のように仕切られ、けれども同じ場所に存在しています。なんだか不思議な体験でした。
富岩運河環水公園の中にある、美しい美術館です。
美術品ももちろん充実しているのですが、それ以外にも興味をひかれたものがあります。木材がふんだんに使われた廊下と、その壁に配置された5連の巨大タッチパネルです。
最初は画面がオフだったのですが、これは何だろうと近づくと、自動で画面が付いてポスター群が表示されました。内容としてはたくさんのポスターを検索・表示するシステムです。いろいろ眺めて、動物デッキや植物デッキなどを作って遊んだりしました。
それにしても人間が近寄ると反応するのはどういう仕組なんだろうと気になってしまい、周辺をきょろきょろすること数分。真ん中のモニターの下部にセンサを発見しました。
調べるとこれは測域センサというアイテムで、平たく言うと光感知の距離センサです。ファミレスなどに導入されている給仕ロボットたちが物体検知するのにも使われているような代物で、こちらのセンサはモニタからおよそ1.5Mの位置で反応するようでした。
・富山市ガラス美術館(設計:RIA・隈研吾・三四五共同企業体)
2015年にオープンした、「ガラスの街とやま」を象徴する美術館です。2~6階には市立図書館とガラス美術館が入っています。
特徴的なのは中央の吹き抜け。1フロアごとに斜めに連なっており、空間の広さを引き立てると共に、天井からの光を建物いっぱいに取り込んでいます。
2階の売店部にかけられていた天井から下がる大きなカーテンにはお花があしらわれており、はじめ遠くから見た時はそういう柄の布だと思ったので驚かされました。
使われています
常設展はSNS投稿不可のため、期間限定でやっていた展覧会のご紹介をします。
「アナザーワールド:不思議でリアルな世界」
夢に出てきた幻獣
ぽってりかわいくてすきな感じです
洋服や食器、カバンなど日常
ガラスを「編んだ」作品
最後に、今回の旅でもおいしいものをたくさんいただいたのでお写真をおすそ分けします。
何をたべてもおいしくて、また北陸方面に行く機会があればもう一度食べに伺いたいものです。
文:霜鳥