富山・石川研修旅行3日目

こんにちは。

研修旅行から1ヵ月以上も経ってしまいました。
楽しかった研修旅行も日々の業務でそろそろ記憶が薄れてしまいそうなので、思い出しながら更新していこうと思います。
3日目の早朝、シェアサイクルを借りて、兼六園へ向かいました。

シェアサイクルを借りて、兼六園へ向かいました

兼六園はただでさえ安い320円の入園料が、早朝に行くと無料になります。
人も少なく、ゆっくり公園内を散歩することができるので、早起きが得意な方はぜひ行ってみてくださいね。
時期によって、早朝開放している時間が違うようです。

兼六園からホテルへ帰る途中、坂の下に見える赤いレンガの建物にスルスルと引き寄せられました。

旧第四高等中学校

近代建築好きなら一度は行ってみたい、旧第四高等中学校です。
かくいう私も最近、近代建築の魅力にとりつかれつつある一人なので、約130年前に建てられた建物には、ひとりで朝からテンションが上がってしまいました。
こちらの建物の設計は、山口半六と久留正道です。
山口氏と久留氏は、上野公園内にある旧東京音楽学校奏楽堂も設計しており、どちらの建物も国の重要文化財にも指定されています。
自分の設計した建物が国の重要文化財に指定されるなんて、前世でどれほど徳を積めば良いのでしょうか。

金沢には『まちのり』という公共のシェアサイクルがあり、金沢市内の観光中は度々お世話になりました。
主要な観光スポット近くにはだいたいサイクルポートがあるので、好きなところで借りたり返却したり、気軽に利用できるのがとてもよかったです。

さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ3日目の大本命についてお話ししていこうかなと思います。
バスで揺られること約2時間。
金沢駅発、白川郷行のバスで途中下車したのは私だけ。
車も通らなければ人もいない。
やばいところに来てしまったと思いましたね、最初は。
全然ようこそ感のないトンネルを発見。

トンネル

どうやら私が降りたバス停は、目的地と少し距離があるようです。
一人で歩くには雰囲気がありすぎるトンネルを足早に移動すると、、、
見えてきました!菅山合掌造り集落です。

菅山合掌造り集落

合掌造りといえば白川郷が有名ですが、富山県南西端にある五箇山合掌造り集落は、白川郷荻町集落と共に、
白川郷・五箇山の合掌造り集落として1995年に世界遺産に登録されています。

五箇山合掌造り集落は、菅沼と相倉の2つの集落からなります。
菅沼集落には、9戸の合掌造り家屋が現存しています。
少し歩きますが、写真撮影スポットの案内看板があったので行ってみました。

菅山合掌造り集落

果たして足りないのは私のセンスかスマホのカメラスペックか、、、

菅沼と相倉の2つの集落は、世界遺産バスという観光路線バスで移動することができるので、今回はそちらを利用しました。

相倉集落は、菅沼集落より少し大きな集落で、20棟の合掌造り家屋が現存しています。
到着後、撮影スポットまで5分と書かれた看板を目印に坂道を登っていくと、とても素敵な景色に出会えました。

菅山合掌造り集落

資料館やお土産屋さん、お食事処として使用されている建物もあるので、内部からじっくり見ることもできました。

菅山合掌造り集落

屋根の葺き替えをしている建物もあり、作業途中を見ることもできました。

菅山合掌造り集落

次はぜひ、雪に覆われた合掌造りも見てみたいです。

さて、合掌造りに夢中になりすぎてご飯を食べ損ねたので、富山駅で遅いお昼ご飯をいただきました。

白えび刺身丼

『富山湾の宝石』とも呼ばれる、白エビがたくさんのった白えび刺身丼です。
埋もれたいくらい美味しかったです。

帰りの車内は、これを食べないと旅が始まらないし、終わらない。

スジャータ バニラアイス
シンカンセンスゴクカタイアイス

スジャータアイスをいただきました。

これからもたくさんの建物を見て、様々な空間体験をして、仕事に活かしていきたいと思います。

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