瀬戸内しまなみ海道の研修旅行中に感じたことを紹介したいと思います。
今年はなかなか冬が来ないなと思っていたら、なんと桜が咲いていました。紅葉と桜を同時に楽しむお花見ができるなんて、この時期には想像もしていませんでしたが、この地ならではの穏やかな気候がそうさせているのかもしれません。
旅の途中では、役目を終えた建物が新たな用途で活用されている様子を目にしました。
地形や産業の特性を活かした近代建築や、その要素を取り入れた市街地のカフェが繁盛しており、地域の特色がうまく表現されていることに感銘を受けました。
その土地の境遇を映し出した建築にはとても好感を抱きます。それに携わる方々ならではの思いや工夫を感じ、彼らにとっての最善をともに目指したいという気持ちが強く湧き上がる旅となりました。
文責:庄司孝之