いよいよベトナム研修旅行の最終日となってしまいました。私は海外に行くのが初めてで気候・食文化等、不安な事が多かったですが、3日目となれば慣れてきて最終日との事に寂しさを感じます。

3日目の最初に訪れたのは、サイゴン中央郵便局です。これはベトナムに残るコロニアル建築の1つで、その歴史的な価値は非常に高いものです。しかし、訪れてみると建物内はきちんと整備され、古さを感じさせるどころか美しい建築に心を奪われました。

私はそこでカラフルなポストカードを購入し、家族へ送ることにしました。海外から手紙を送ることも初めてなのでとてもワクワクしました。帰国後一週間ほどで届きました。

次に訪れたのは統一会堂です。

統一会堂はホーチミン市の歴史的な建物です。内部には政府の会議室や展示室などがあり、歴史的な部屋を見ることが出来ました。中はクーラーが効いておらず換気を多く取り入れる建築となっていました

ベトナムの郷土料理のバインミーをトニーフルーツという果物屋で持ち込みをして食べました。バインミーはベトナムのサンドイッチで、サクサクのパンに詰められた具材がおいしく、フルーツジュースとの相性も抜群でした。

次に私は自由行動をし、コロニアル建築を3つ見に行きました。

1つ目はダンディン協会です。ピンク色の外壁と豪華な装飾がとても美しい建築です。教会内部にはステンドグラスや彫刻があるそうですが、私が訪れた日は中に入ることが出来ませんでしたが、外観だけでも大迫力で今回の社員旅行で一番印象深いです。

2つ目はホーチミン市立博物館です。入館料を支払い見学しました。展示物には歴史的な資料や写真、工芸品などがあり、ベトナムの歴史や文化について深く学ぶことが出来ました。

3つ目はホーチミン市民劇場です。こちらの建物の外観は、とても優雅で格式の高い雰囲気を感じます。建物自体が歴史的な趣を感じさせ、洗練されたデザインや美しい装飾が目を引きます。この劇場は、演劇やミュージカルなどを楽しむ人々により良い思い出が作れる建築だと思いました。

最後に訪れたのはベトナム料理のお店「ニャハンゴン」です。ニャハンゴンとは日本語で「おいしいレストラン」という意味らしいです。店内は多くの観光客でにぎわっており、料理は観光客向けで食べやすくとても美味しかったです。ベトナムの郷土料理を手軽に味わえました。

ベトナム研修旅行はとても素晴らしい経験が出来ました。初めての海外旅行でしたが、さまざまな文化や風景に触れることができ、新たな視野を広げることが出来ました。ホーチミン市の繁華街や歴史的な建築物、おいしい食事など魅力的な場所がたくさんありました。

岐阜工業ベトナムの皆様、Luannさん、Quanさん、Ducさん大変お世話になりました。すばらしい旅行体験をありがとうございます。心温まるおもてなしと親切な対応に心から感謝いたします。これからも、より良い関係を築いていくために努力していきます。今後ともよろしくお願いいたします。

文：大野