2025年もそろそろ折り返しということで、1月から5月までに訪問した建築を写真で振り返ってみようと思います。
1月 板橋区立美術館(設計:村田政真 竣工:1974年)
「スイミー」やねずみの「フレデリック」などの絵本で有名なレオ・レオーニ展に行くため、板橋区立美術館を訪問しました。エントランスの吹き抜け空間と正面にある2階展示室に続く階段が印象的でした。




1月 早稲田大学大隈記念講堂(設計:佐藤功一 竣工:1927年)
今年の3月で退官された古谷教授の最終講義を拝聴するため、一度は入ってみたいと思っていた早稲田大学のシンボル、大隅記念講堂を訪問しました。



2月 国立西洋美術館(設計:ル・コルビュジエ 竣工:1959年)
睡蓮で有名なクロード・モネの展覧会を見るため、国立西洋美術館を訪問しました。西洋美術館の向かいには、ル・コルビュジエの弟子である前川國男が設計した東京文化会館があります。


2月 東京ドーム(設計:日建設計・竹中工務店 竣工:1988年)
いつも外側から眺めていた東京ドームですが、ライブに参戦するため、初めて内部に入りました。天井は光を通す膜構造なので、明るい昼と陽が落ちた夜では大きく印象が変わります。


3月 おにクル(設計:伊東豊雄 竣工:2023年)
私の推し建築家、伊藤豊雄さんのおにクルを訪問しました。一般公募で選ばれた「おにクル」という名前は、「怖い鬼さんですら楽しそうで来たくなっちゃうところ」という意味が込められているそうです。窓側の席、本棚の横のベンチ、中央の大きな円形ソファ、階段のベンチなど、好きな時間にお気に入りの場所で本が読める図書館でした。


3月 こども本の森中之島(設計:安藤忠雄 竣工:2019年)
打ち放しコンクリートの外壁が美しい、こども本の森中之島へ行ってきました。床から天井までの本棚は圧巻で、建築関係の本もたくさんあり、子どもだけでなく、大人も十分に楽しめる図書館でした。



4月 国立代々木競技場第一体育館(設計:丹下健三 竣工:1964年)
車いすラグビーの試合観戦のため、代々木第一体育館を訪問しました。写真では見たことがあった二重の吊構造の屋根は、内部から見るととても迫力がありました。


5月 国立新美術館(設計:黒川紀章・日建設計共同体 竣工:2006年)
現在も開催中のリビング・モダニティ展に行くため、国立新美術館を訪問しました。波打つガラスが本当に美しく、行列ができていて今回は入れませんでしたが、宇宙船のように浮かぶカフェとレストランにも行ってみたいです。


2025年後半もたくさんの素晴らしい建築を見て、体験して、今後の設計に活かしたいと思います。